お産が近づくと、少し子宮口が開いたり子宮が収縮したりすることによって卵膜がはがれるため、少量ですが出血します。 それが子宮頸管から出た粘液と混ざって出てきたものがおしるしです。 量や色は人によって違いますが、少し粘り気があるのが特徴です。
おしるし どんなものか?
出産が近づき、子宮の出口付近の卵膜が少しはがれることで起こる出血を「おしるし」と呼びます。 血液の混ざったおりもののようなものですが、月経量程度の出血が起こることもあります。 出血の量がとても多いときや、いつまでも出血が続くときは、胎盤がはがれて出血している可能性もあるため、かかりつけの産婦人科医に相談しましょう。
おしるしがきたらどうすればいい?
おしるしの色や量には個人差があるため、ほかの人と違っていても心配する必要はありません。 数日後に訪れる出産に向けて、入院準備をしながら心穏やかに過ごしましょう。 しかし、異常出血やお腹の痛み、破水などの症状があるときはすぐに病院を受診する必要があります。
妊娠おしるし何周目にきた?
「おしるし」は陣痛が始まる1日~2週間前、または陣痛開始時に排出されます。 ママの妊娠期間が正産期に入って入れば、「おしるし」は妊娠9ヶ月目に排出されます。 妊娠37週目以前に「おしるし」のようなものに気が付いたら、前駆陣痛の可能性もあるので、お医者さんに連絡を取りましょう。
おしるし後どのくらいで出産?
子宮口が全開大(10cm開大)するまでの間をいいます。 陣痛の間隔が10分あるいは陣痛頻度が1時間に6回以上。 陣痛から出産までにかかる平均時間は、初産婦では10〜12時間、経産婦では4〜6時間くらいです。