夜間~早朝にかけて、発作性の喘鳴、咳、呼吸困難(息切れ)、胸苦しさ、喀痰が反復性 にみられるのが特徴です(Fig.5)。
気管支喘息でみられる症状はどれか?
気管支喘息は、発作性に咳や喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒュー)を伴 う呼吸困難を繰り返す病気であり、この呼吸困難は自然にあるいは 治療により軽快、治癒しますが、ごく稀には死に至ることもありま す。
気管支喘息 いつ起こる?
喘息の発作は夜間や明け方にかけて起こることが多く、また季節の変わり目や気温差が激しいとき、天気が悪いときや空模様が変わりやすいとき、疲れがたまっているとき、風邪をひいたとき、運動の後などにも起こりやすい。
気管支喘息は何型?
Ⅰ型アレルギー反応による代表的疾患にはアトピー型気管支 喘息、アレルギー性鼻炎、じんましん、アレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎、アナフィラキシ ーショックなどがある。
喘息どれくらいでおさまる?
息苦しさや喘鳴があれば、喘息を疑うサインになります。 風邪は1週間から10日くらいで良くなっていきますが、喘息は4週間以上咳が続くことがあります。
気管支喘息は診断が難しい病気なのですか?
気管支喘息は非常に診断が難しい病気です。 の 6 つを参考に診断するようにとされています。 つまり、「これとこれが当てはまれば絶対に気管支喘息」という診断基準がないのです。 気管支喘息に特徴なのが、胸の音がヒューヒューする喘鳴 ( ぜんめい) です。 しかし喘鳴は、気管支が狭くなった時に聞こえる音です。 そのため喘鳴が聞こえても、「気管支喘息の可能性がある」だけで「気管支喘息と診断できる」わけではありません。 気管支が狭くなる病気はたくさんあります。 気管支喘息以外にも、 などを中心に鑑別する必要があります。 実際に呼吸器内科医として診察した患者さんのうち、 2 ~ 3 割の患者さんは気管支喘息ではなかったという感覚です。 特に心不全と肺気腫は、絶対に除外しなければいけない病気です。
気管支喘息の合併症はありますか?
まれに気管支喘息の合併症として、 気胸 、CO2ナルコーシスなどを起こすこともありますが、それは気管支喘息がかなりひどい場合です。 ただし、発作のときに気胸を合併すると治療は非常に困難になります。
気管支喘息の治療はいつ終わりますか?
気管支喘息の治療は、 1 日や 2 日お薬を吸えば終わりというものではなく、長期間にわたります。 医師から処方されたお薬を漫然と使っているだけでは、なかなか長続きしないことが多いです。 ぜひ、治療に対するご自身の考えがあれば、医師に伝えてください。
喘息の可能性はどのくらいですか?
1,000万ppb=1%です。 呼気一酸化窒素検査の結果が37ppb以上であれば、喘息の可能性が高いとされています。 逆に、喘息の治療薬を使用していないときに22ppb以下であれば喘息の可能性が低いとされています。