元夫・元妻から子供を守ることができる 虐待や育児放棄、夫婦間でのDVなど、いろいろな状況が挙げられます。 このような点が問題で離婚となる場合、自身が親権を持つことで元夫や元妻から子供を守ることができます。 子供に危害が加わるのを避けるためには、親権を持つことが重要です。
親権者 何をする?
「親権」とは,子どもの利益のために,監護・教育を行ったり,子の財産を管理したりする権限であり義務であるといわれています。 親権は子どもの利益のために行使することとされています。 父母の婚姻中は父母の双方が親権者とされており,父母が共同して親権を行使することとされています。
親権はなぜ母親がとるのか?
子どもは父母どちらと暮らしたいか そして、子どもが一緒に暮らしたいと思う親は、本能的に母親であるのがほとんどです。 こうしたことも母親が親権者に選ばれやすい理由のひとつといえます。 裁判所の実務では、10歳前後になれば自分の気持ちを正しく伝えられると考え、その年齢の子どもの気持ちを聴き取る手続が行われています。
親権はどう決まる?
親権者を決める基準は,子の福祉のために,父母のどちらを親権者とするのが望ましいか,ということです。 具体的には,①父母側の事情(将来の養育環境,これまでの養育状況など),②子ども側の事情(年齢,子ども自身の意思)を斟酌して決定されます。
親権 何 歳 まで 母親 有利?
裁判所に親権者として認められるには ・8~9歳まで → 母親が親権者・10~15歳まで → 基本的には母親が親権者だが、本人の意思も考慮・15歳以上 → 本人の意思となることが多く、母親が有利といえます。