妻の不貞行為が発覚したため,離婚することになりました。 離婚自体についてはお互いに合意しているのですが,子ども(16歳,12歳,8歳)の親権について,双方が .
親権はどう決まる?
親権者を決める基準は,子の福祉のために,父母のどちらを親権者とするのが望ましいか,ということです。 具体的には,①父母側の事情(将来の養育環境,これまでの養育状況など),②子ども側の事情(年齢,子ども自身の意思)を斟酌して決定されます。
親権 どこで決める?
話し合いにより親権者が決まらないときには、家庭裁判所に調停を申し立てて親権を決めることになります。 調停でも親権が決まらず不成立となると、最終的な手段として裁判を申立て、どちらが親権を持つかを決めるのです。 つまり、親権者を決定するのは、協議(話し合い)、調停、裁判のいずれかになります。
親権 誰が決める?
親権を決めるのは夫婦間の協議で決まることがほとんどですが、ただ育てたいという意欲だけでは、親権を獲得することができないこともあります。
親権 何歳から選べる?
子どもが自分の親権者を選べるようになる年齢は、15歳以上 そこで、離婚する夫婦の子どもが15歳以上の場合には、子どもがどちらかの親を選べば、それ以上の調査や評価は一切せずに親権者を決めることができます。