また、大量の汗をかいて体内の水分と塩分が不足すると、足や腕、腹などの筋肉に痛みを伴うけいれんが起こることがあります。 ほかにも、脱水症状によってだるさ、頭痛、めまい、吐き気などの症状が見られることも。 さらに症状が進むと、40度以上の高熱、意識障害、けいれん、異常行動などを起こすことがあり、この状態を熱射病といいます。
熱中症になるとどうなる?
熱中症とは、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のこと。
熱中症でなぜ嘔吐?
立ちくらみのようなめまい、吐き気からくる嘔吐もあります。 これは体温の上昇に伴い頭に熱をもつことで発生すると考えられます。 また、体温が上がったことによる血管の拡張、脱水症状により起きる血圧低下により熱失神という軽度の意識障害もあります。
熱中症の症状 何日?
症状が継続する場合は熱中症以外の可能性あり 自分で対処ができるⅠ度の熱中症であれば、水分・栄養補給をして十分な休養を取ることで、長くても24時間程度で回復するでしょう。 もし、1日以上経っても症状が改善しない場合は、熱中症以外の疾患を疑う必要が出てきます。
熱中症 どんな時に起こる?
真夏の気温が高いとき 7月~8月の日中、最高気温が高くなった日に熱中症の患者数が増加しています。 また熱帯夜が続くと、夜間も体温が高く維持されてしまうため、熱中症が起こりやすくなることがわかっています。