認知症の中核症状とは、脳の病変による認知機能の低下から引き起こされるもので、理解力・判断力の低下、記憶障害、見当識障害、遂行機能障害や失語・失行・失認といった症状を指します。 程度の差はあれど認知症であれば必ず起こりうる症状で、進行とともに徐々に重くなっていくものです。
認知症かどうかを調べるには?
脳画像検査は、脳の画像を撮影し、 脳の萎縮などの状況や脳血流の低下具合 ==を調べ、脳の器質的病変から認知症の診断をします。 具体的な手法は、CT・MRI・VSARDなどの脳の形状をみる検査と、脳SPECTなどの脳の働き具合をみる検査があります。
認知症の始まりはどんな症状?
初期から「物事の理解や判断速度の低下」や「集中力・作業能力の低下」で、日常生活や趣味などに影響が出てくることで認知症を疑うきっかけになります。 さらに認知症は、進行とともに判断能力の低下が見られ、精神症状も引き起こします。
認知症症状どうなっていく?
認知症の進行や速さは、人それぞれ 症状は8年〜10年くらいをかけて徐々に悪化していきます。 初期症状として物忘れが見られ、人や物の名前を思い出せなくなったり、置き忘れが目立つようになります。 症状が進行するとひどい物忘れや理解力の低下、問題行動などが見られ、介護なしでは日常生活を送ることが難しくなります。
認知症 いつから始まる?
認知症予防は何歳から始めるべき? 一般に、「脳の老化は40代後半から始まる」と言われています。 実際に、うっかりミスが多くなったり、もの忘れを自覚するのはそれくらいの年齢が多いようです。 認知症の発症リスクを抑えるなら、早いうちから対策をとっておくのがいいでしょう。