ワックスではなく自然な現象 りんごの表面がツルツルしたり、ベタベタするのはワックス(被膜剤)ではありません。 りんごは成熟するにつれてリノール酸やオレイン酸などの脂肪酸が増えてきます。 これが皮に含まれるロウ物質を溶かし、表皮に現れてくるため、ネトネトしたように状態になります。
リンゴの皮のベタベタは何?
油上がり(あぶらあがり)と言われる現象で、成熟するにつれて出てきたリノール酸やオレイン酸などの脂肪酸が皮に含まれるロウ物質を溶かして表面に出てくることで起こる現象です。 油上がりは完熟・食べ頃のサインと言えます。 自然現象で人工的なワックスではありませんので安心してお召し上がりくださいね。
りんごの表面が光っている現象を何と言う?
表面が光ってベタベタしているりんごを見かけたことはありませんか。 ワックスを塗っていると勘違いする方もいるようですが、それは誤解です。 これは「油あがり」と呼ばれる自然現象で、体に害はないのです。
リンゴはなぜ赤いのか?
こたえ りんごのわかい実(幼果(ようか))はみどり色をしています。 このみどり色は葉緑素(ようりょくそ)によるものですが、秋になり実が成熟(せいじゅく)するころにはだんだんこわれてしまいます。 そのかわりに赤色のもとになるアントシアニンという色素(しきそ)が皮(かわ)の細胞(さいぼう)の中でつくられます。
りんごの品種は何種類ありますか?
りんごの品種は、世界中で約15,000種類、日本では約2,000種類もあります。 県りんご試験場では約300種、県内では約50種が栽培されています。 市場に出荷されているのは約40種類ですが、代表的なりんごを紹介します。