このようにガスが多く発生する理由は、サツマイモに大量に含まれる食物繊維にありました。 大腸に入った食物繊維は、腸内細菌によって分解されます。 このとき大量のガスが発生し、貯まったガスを大腸はオナラとして排出するのです。 しかし、サツマイモによって出たオナラを嗅いでみても全く臭くありませんでした。
さつまいもを食べるとどうしておならが出るの?
さつまいもを食べるとおならが出る理由 さつまいもを食べるとおならが出やすくなるのは、さつまいもに含まれる食物繊維が関係している考えられています。 食物繊維は、腸の中で分解されるときと、腸内細菌に代謝される過程でガスが発生します。 これがおならのもととなります。
おならが臭い どうしたらいい?
おならの臭いは、腸内環境を整えることで改善ができます。 乳酸菌配合の整腸剤を摂取したり、ヨーグルトを積極的に食べたりして体内の乳酸菌を増やしましょう。 乳酸菌を摂取すれば、善玉菌が増えて腸内環境が整うと言われます。 また、食物繊維を積極的に摂取してお通じをよくするといった工夫も効果的です。
何でさつま芋って言うの?
サツマイモが日本に伝わったのは400年ほど前のことで、琉球(今の沖縄)から薩摩(今の鹿児島)を経て九州地方へと拡がり、さらに江戸時代には救荒作物として全国に広がりました。 このように、薩摩、つまり今の鹿児島からきた「おいも」ということなので、サツマイモ(薩摩芋)と呼ばれているわけです。
おならはどうやって出るの?
先述のように、口や鼻から飲み込んだ空気と、腸内細菌が食物を消化する過程で発生したガスが「おなら」として排泄されます。 おならは基本的に無臭で、その成分は窒素・酸素・水素・二酸化炭素・メタンなどです。 1日に200~2000ml程度が作られ、成人のおならの平均回数は約7〜20回と言われています。