1.上顎骨・下顎骨の成長 顔の成長は5才までに40~45%、10才ごろまでに80%、20才ごろまでに成長が完了します。
歯並び 成長 いつまで?
歯は硬い骨の中に生えていますので、一見、じっとして動いているように見えませんが、ヒトの歯は生涯動き続けています。 硬い骨の中で乳歯が出来あがり、生後半年くらいには、乳児の歯が初めて生えてきます。 そして、大人の歯は六歳頃から生え始め、12~13歳頃には永久歯が生えそろいます。
顎を広げる矯正 何歳まで?
ただし、顎の矯正を行うことができるのは、顎が成長途上である場合だけ。 年齢としては、7歳から12歳くらいまでが該当します。 15歳以上では、ほぼ顎の成長を終えてしまっているので、「顎の矯正」はできません。 したがって、顎が成長する時期を逃すと、外科手術を併用しなければキレイな歯並びが実現しないケースもあります。
上顎拡大装置 いつまで?
骨格性反対咬合の治療に絶大な効果のある「上顎前方牽引装置」。 基本的に上顎骨の発育能力がある成長期にしか使えません。 女子の場合は10歳まで、男子の場合は12歳までが目安となり、低年齢で始めた方が弱い力、短い期間で治ります。
顎の矯正 何歳から?
何歳くらいから? こどもの矯正の目的は、成長期に歯と顎の骨のバランスをとることで、不正咬合の抑制したり、きれいな永久歯列に誘導することです。 乳歯列または混合歯列(乳歯から永久歯に代わる時期)に行います。 乳歯列の反対咬合・交叉咬合では3-6歳から、ほかの不正咬合では5-9歳くらいになります。