慢性上咽頭炎の治療としてのBスポット療法 目安としては週に1~2回程度の治療をまずは20回を目安に続けることをお勧めしています。 症状が改善すれば終了しますが、完全に中止すると症状がぶり返すため間隔を置いて続けていくこともあります。 アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎(蓄膿症)をお持ちの方は同時にそれらの疾患の治療も行います。
Bスポット療法 何回?
Bスポット療法は、通常、週に1~2回で、全体で10~15回程度を目安に行われます。 またBスポット療法は、先に示したような、のどの不快感や後鼻漏などの他、以下のような症状にも効果を示すことがあるといわれています。
慢性上咽頭炎 何回?
慢性上咽頭炎治療の目安としては週1回治療を10回~15回(3か月程度)行うことをおすすめします。 なお、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎など鼻疾患を合併している方は、他の鼻疾患の治療も並行して行います。
上咽頭擦過療法 何回?
週に1~2回、2~3ヵ月間治療を継続されることをお勧めします。 その理由として、慢性炎症の改善には2~3ヵ月ほど必要とされているからです。 EATによりしみるような痛みがあったり、耳の奥に放散痛が出たりする方もいますが、つまりそれだけ上咽頭の炎症が強いことを意味しており治療効果が期待されます。
Bスポット療法 いつから?
Bスポット治療(1%塩化亜鉛擦過治療):13歳以上で行います。 約70%の人に効果があります。 手術治療・アデノイド切除術:小児で慢性炎症の場合、全身麻酔下での手術を薦めています。 この場合は他院(総合病院)に紹介しています。
Bスポット治療 何日おき?
QEAT療法(Bスポット療法)はどのくらいの頻度で治療したらいいでしょうか? 炎症が強い方、治療開始から10回以内の方は週2回の治療をおすすめします。 また、炎症が落ち着いてきた方、治療開始から10回以上の方は1−2週に1回の治療をおすすめします。
上咽頭炎 なんでなる?
鼻とのどの間(鼻の奥の突き当たり)を上咽頭といいます。 この部位への細菌やウイルス感染、体の冷え(とくに首の冷え)、疲労、ストレス、空気の乾燥、口呼吸などにより上咽頭炎が起こります。 また鼻炎や副鼻腔炎による鼻漏が上咽頭に流れ、これが慢性的な刺激になることでも、上咽頭炎が起こります。
Bスポット治療 痛み どのくらい?
Bスポット療法は痛みを伴うことがしばしばあります。 炎症の程度が強い⼈ほど、薬が染みてヒリヒリとした痛みを感じ、⻑い時には数時間、稀に翌日まで痛みが残ります。 痛みが強いということは、炎症が強いということもあるため、症状が改善しやすい傾向が見られます。
咽頭炎 何科を受診?
慢性の咽頭炎や扁桃炎、喉頭炎のほか、喉頭がんや咽頭がんの初期症状の場合がありますので早目に耳鼻咽喉科で診察を受けられることをおすすめします。 また、胃食道逆流症や加齢によるのどの粘膜の分泌低下などによって違和感が生じる場合もあります。