ヘビ毒は、血球を変化させ血液が凝固するのを妨げ、血管を傷つけて血液を漏出させます。 その結果、内出血、心不全、呼吸不全、そして腎不全に至ることがあります。 サンゴヘビの毒液は神経系の働きに影響しますが、咬み傷の周辺の組織にはほとんど損傷を与えません。
蛇毒 どうなる?
全身症状として、虚脱傾向、不整脈、消化管障害(悪心、嘔吐、下痢、腹痛)、神経障害(不安、興奮、昏睡)、38℃ほどの熱発を認める。 びまん性出血があると、特にクサリヘビの咬症の場合、死亡することが多いという。 予後は咬んだ種と蛇毒の注入量による。 局所的には壊死による重大な組織欠損が生じることが多い。
マムシ 毒 どうなる?
マムシ毒は出血毒で出血、浮腫、血圧降下、急性腎不全などを引き起こし、死亡率は0.1%程度と言われています。 症状は 20−30分で激しい疼痛、出血、腫脹。 1−2時間後、皮下出血、水泡形成、リンパ節腫脹と疼痛、発熱、めまい、意識障害などがおこります。
毒蛇に噛まれたらどうなる?
毒ヘビに咬まれたときの症状 ・咬まれた直後から数分後に焼けるような激しい痛みがあります。 ・通常傷口は2個でたまに1個のこともあります。 ・咬まれた部分が腫れて紫色になってきます。 ・腫れは体の中心部に向かって広がります。
マムシに噛まれたらどうなりますか?
咬まれた部分が腫れて紫色になってきます。 腫れは体の中心部に向かって広がります。 皮下出血、水泡形成、リンパ節の腫れも認めます。 重症例では、筋壊死を起こし、吐気、頭痛、発熱、めまい、意識混濁、視力低下、痺れ、血圧低下、急性腎不全による乏尿、血尿を認めます。