湿潤療法とは. 傷を負い皮膚が破壊されると、傷口にはジュクジュクした液体(浸出液)が出てきます。この浸出液の中には“自己修復細胞”が多量に存在します。
湿潤療法 どのくらい?
湿潤療法の効果 擦り傷は治癒までに1週間ほどかかりますが、ヒリヒリとした痛みは湿潤治療をすると2日以内に無くなります。 火傷だとヒリヒリとした痛みが引くまでにもう少し時間が必要です。 火傷の深さにもよりますが5日くらいかかります。
湿潤療法 いつから?
1980年代より、湿潤環境を保ち傷を治すという概念はすでに存在していた。 しかし全世界的に普及はしておらず、日本国内でもガーゼを伴う治療法が主流であり続けた。 しかし、ようやく2001年ごろから形成外科医の夏井睦をはじめ、賛同する医師らによって急速に普及が図られている。
湿潤療法 いつまで貼る?
いつまで貼り続ければいいのですか? キズ口から体液が出てこなくなり、新しい表皮の形成が認められるまで貼ってください。 (1枚のものを貼り続ける必要はありません。 キズ口から体液が漏れてきたり、パッドが汚れたり異物や水等が入り込んだ場合は新しいものに交換するようにしてください。)
湿潤療法 何回?
1日1~2回くり返すことで、傷は治っていきます。