ひどくなると皮膚が赤紫色~暗紫色にみえることがあり、水ぶくれや潰瘍がたくさんできることもあります。 強いかゆみや痛みを感じ、温めるとかゆみが増強する特徴があります。 しもやけになりやすいのは、手指・足指・頬・耳など、毛細血管が多く、外気にさらされて冷えやすい末端部分です。
霜焼け どうなる?
しもやけ(霜焼け、凍瘡)とは、冷え込む季節に、手足の指や耳など体の末梢部分が赤紫色に腫れるものです。 痛がゆさを伴い、ひどくなると水ぶくれができたり、破れて潰瘍ができることもあります。 冷えによる血液循環の悪化が主な原因ですが、遺伝的な体質なども関係します。
霜焼けになるとなぜ痒くなるのか?
しもやけは寒さによって血管が収縮し、血流障害が起きているだけではありません。 炎症が起きて、かゆみや腫れが起こります。 さらに症状が悪化すると、水ぶくれやただれができることもあります。 症状を悪化させない、または改善するためには、炎症を抑えて血行を促進するタイプのクリームを塗るなどのセルフケアが必要です。
しもやけになった時はどうすればいいの?
患部を温水と冷水に交互につけたり(温水からはじめ、温水で終わるとよい)温めながらマッサージをすることで、血行が改善されます(ただし強いマッサージは逆効果)。 しもやけには、トコフェロール(ビタミンE)の内服や軟膏(ユベラ)、ヘパリン含有軟膏(ヒルドイド軟膏)、漢方などの薬が用いられます。
冷え性 しもやけ 何科?
ただのしもやけだと思って放置していると赤く腫れ、体が温まるとズキズキと痛みを感じるようになります。 痛痒くて辛いときは、早めに治療しましょう。 特に女性の方は、しもやけに似た別の病気の可能性もあるので、症状が頻繁に出る場合は、皮膚科を受診してください。