しもやけは一度できても、通常であれば、1~3週間で症状は治まり、暖かい季節になると自然によくなることがほとんどです。 ただし、症状が重い場合は医療機関(皮膚科)を受診しましょう。 しもやけは治療をしなくても 自然と治ることが多い です。 冷たい刺激を受けた後12時間〜24時間で始まり、通常は 数週間 で治ります。
しもやけになった時はどうすればいいの?
患部を温水と冷水に交互につけたり(温水からはじめ、温水で終わるとよい)温めながらマッサージをすることで、血行が改善されます(ただし強いマッサージは逆効果)。 しもやけには、トコフェロール(ビタミンE)の内服や軟膏(ユベラ)、ヘパリン含有軟膏(ヒルドイド軟膏)、漢方などの薬が用いられます。
しもやけがひどくなるとどうなる?
悪化すると水ぶくれ(水疱)ができたり、さらにそれが破れてジュクジュクした潰瘍になったりすることもあります。 子どもに起こりやすいですが、大人でも繰り返し起こる人がいます。
しもやけ 何月から?
しもやけになりやすい時期は、一日の気温差が10℃前後になる初冬、冬の終わり頃から春先にかけての季節の変わり目です。
しもやけ 何月まで?
昼夜の気温差が大きくなる2~3月に多いのが「しもやけ」だ。 手や足の指が赤く腫れ、独特のかゆみがある。 特に子どもや高齢者に多くみられる。 血行をよくして、急な温度変化を避けると症状が治まりやすいが、放置すると皮膚が化膿(かのう)したり、壊死(えし)したりするので注意が必要だ。
しもやけは治りますか?
しもやけの治療は、 飲み薬 と 塗り薬 があります。 症状が強いときは、血液の流れを良くするために、 ニコチン酸トコフェロール(ビタミンE) を飲んで、症状をやわらげます。 かゆみが強いときは、 抗アレルギー剤 を飲むこともあります。 塗り薬では、 ビタミンE軟膏 や 保湿剤 を使います。 炎症の強いときは、 ステロイド を塗ります。 びらん、潰瘍などの皮膚に傷ができているときは、潰瘍を治療する塗り薬を塗って、ガーゼで覆いテープで固定します。 お医者さんで治療を受けた後に注意をすることは? お医者さんで治療した後、 皮膚がめくれていると感じたら病院へ行って ください。 しもやけは悪くなると、はじめは無くても、あとになって水ぶくれ、びらん、潰瘍などが出ることがあります。
しもやけ どうする?
予防のためにできることは? 1 しもやけを予防するには、第一に 冷たい刺激をできるだけ避ける ことです。例えば、 汗や水でぬれた手足を寒気にさらさない ことです。ぬれたときはこまめに水分をふきとり、防寒具(手袋靴下など)を着用して温かくし、防寒具がぬれたら取り替えてください。 2 また、 寒くなる前の季節からマッサージを行って血液の流れをよくしておく ことも効果的です。マッサージを行うときは強くこすらず、優しく行ってください。 3 さらに、きつい履物やハイヒールは血液の流れが悪くなり、しもやけになりやすくなるので、 自分のサイズにあった靴を履いて ください。 服も締め付けられないようなゆったりサイズ がおすすめです。
しもやけって昔の病気ですか?
しもやけのこと しもやけって昔の病気ではないの? しもやけは昔の皮膚の病気のイメージがあるかもしれませんが、暖房の設備が整った現代でもときおりみられるものです。 日々の生活習慣で予防と改善が期待できます。