日本の水道事業は、明治20年(1887年)に横浜で初めて近代水道が布設されたことから始まりました。 これは当時、外国の窓口であった港湾都市を中心に、海外から持ち込まれるコレラなどの水を介して広がる伝染病が蔓延するのを防ぐことを目的としたものでした。
水道 発明 いつ?
日本の近代水道は、1887年(明治20年)10月17日に通水した横浜市の水道に始まります。 この水道は江戸末期から明治初期にかけて外国との貿易が活発化した反面 、コレラ・チフスなどの伝染病が全国的に大流行したことに対処してつくられました。
水道 整備 いつ?
1887年に横浜市で我が国最初の近代水道が整 備されて以来、130年にわたる歴史の中で、生活 や経済活動に欠かせない社会資本として定着。 ※水道は固定費が大部分を占める装置産業。 多少、給水量が減っても、事業費用は減らない。
水道 蛇口 いつから?
横浜で近代水道が始まり、1887年(明治20年)に日本で初めて浄水場から水を送る水道が引かれました。 水道は現在のように各家庭にはなく、道路脇などに設置されていました。 この時、水が出る部分、つまり「蛇口」が初めて作られたのです。
上水 いつから?
江戸上水の起源は、天正18(1590)年、徳川家康の江戸入府時に開設された小石川上水であり、後に神田上水へと発展したと考えられています。 その後、上水は順次拡張され、承応3(1654)年には玉川上水が建設され、さらに元禄9(1696)年までに、本所(亀有)、青山、三田、千川の各上水が整備されました。