たばこと最も関連が深いとされるがんは、肺がんをはじめ喉頭がん、咽頭がん、口腔がんなど、たばこの煙が直接触れる部位のがんです。 しかし、たばこの有害物質は血液にのって全身に運ばれるため、胃がん、食道がん、肝臓がん、膵臓がん、膀胱がん、子宮頸がんなど、たばこの煙が直接触れない部位のがんのリスクも高まります。
副流煙 害 どのくらい?
副流煙は主流煙に比べて毒性物質の濃度がかなり高く、ニコチンなら2.8倍、タールは3.4倍。 発がん性があるニトロソアミンという物質にいたっては、25~100倍も濃度が高まっています。 受動喫煙による健康被害は大人では動脈硬化を進ませて、脳卒中や心筋梗塞、肺がんなどを引き起こします。
副流煙を吸うとどうなる?
副流煙には、多くの有害物質が含まれています。 ニコチン・タール・一酸化炭素などが代表的な有害物質として有名です。 また、副流煙による健康被害としては、以下のようなものが考えられます。 ・喘息などの呼吸器障害・肺がん・動脈硬化・心筋梗塞などの症状です。
タバコ どれだけ害?
たばこは、肺がんをはじめとして喉頭がん、口腔・咽頭がん、食道がん、胃がん、膀胱がん、腎盂・尿管がん、膵がんなど多くのがんや、虚血性心疾患、脳血管疾患、慢性閉塞性肺疾患、歯周疾患など多くの疾患、低出生体重児や流・早産など妊娠に関連した異常の危険因子である1)-7)。
タバコ 副流煙 何分?
よく、家の中で吸えないからと、ベランダや玄関先でたばこを吸う人もいるが、実はたばこを吸った後は、すぐに子供に近づいてはいけない。 受動喫煙に詳しい、産業医科大学・大和教授は「(目に見えない)煙の成分は、たばこを吸い終わった後も20~30分は呼気から出つづけている」と話す。