急性喉頭蓋炎は強く腫れると気道をふさぎ呼吸困難になることがあるので注意が必要です。のどに痛みがあり、呼吸がつらいと感じたら直ちに耳鼻咽喉科医を受診してください。
痰が喉に張り付くときは、痰が増えていることが原因になっていますか?
痰が喉に張り付くときは、気道に何らかの炎症があって痰が増えていることが原因になっていることがほとんどです。
一日中痰がからみやすい状態ですか?
一日中痰がからみやすい状態で、しゃべるときは咳払いをしながらといった状態です。 のどの痛みや咳が出るといったことはありません。 原因は何でしょうか。 病気のサインでしょうか。 (千葉県 32歳 女性) 痰がからむことでお困りのようですね。 のどの粘膜が炎症を起こしてでてくる分泌液が痰となります。 炎症の程度によって透明のものから黄色、緑色のもの、また血液が混じった暗赤色のもの、粘り気もサラサラなものからべったりくっついて離れないものまで、さまざまあります。
痰を出しやすくなりますか?
痰の粘度が下がり、出しやすくなります。 また、痰は乾燥していると出にくくなり、 加湿 することで出しやすくなります。 加湿器やマスクを使用すると良いでしょう。 咳をしすぎると喉をいためてしまうため、痰を出そうとして無理に咳を出すのは避けましょう。 横向きに寝て、床についている方の手を反対側のわきの下に置く。 鼻から息を吸い、口から息を出す。 (どちらもゆっくり、深く呼吸する。 )
痰が絡むんで咳が激しいのはありますか?
痰が絡むんでよくせき込むんでしまう、のどが痛くなるほど激しい咳が出るような状態のことを指します。 咳が激しい疾患としてはマイコプラズマ肺炎が代表的ですが、百日咳やクループ症候群などの注意が必要な疾患もあります。 また、気管支喘息などで、もともと気道の過敏性が高い場合には普通の風邪でも咳がひどく出てしまうことがあります。 すぐできる処置としては、市販の鎮咳薬の服用や加湿、飴玉などをなめて唾液を増やしたりすることで、少し和らぐ場合があります。 しかし、咳がひどく息苦しさを伴う場合には、気道が狭くなっている可能性もあるため、すぐに呼吸器内科へ受診してください。 ここまでは痰が喉に張り付く症状が起きたときの原因と対処法を紹介しました。