統合失調症は再発しやすい病気です。 症状がなくなったように思っても、服薬をやめると再発の可能性が高くなり、入院のリスクが高まることが知られています。 また、再発を繰り返すと症状が悪化し、回復しにくくなります。
統合失調症 薬 やめるとどうなる?
統合失調症では、薬を飲むことをやめると、再び症状が出てくることがあります。 また、再発を繰り返すと症状が強くなり、治りにくくなるといわれています。 薬には再発を予防する作用がありますので、薬を飲みつづけることが大事です。 症状が良くなったからといって、自己判断で薬をやめないようにしましょう。
統合失調症治療しないとどうなるの?
早期に内服を開始し、そのままお仕事に戻られる方も沢山おられます。 しかし、治療を行わないと病状が徐々に進行していきます。 こころの病気は目に見えないことが多く、自然に治るだろうと考えて放置していると、脳の神経機能が徐々に低下してしまいます。
精神科の薬を急にやめるとどうなる?
実は、薬を急に減らす(やめる)と、人によりますが、はじめはスッキリしても数日もすると次第に昔あったような症状が出てくることが多くあります。 また、不眠、ふらつきやめまい、動悸、便通の変化など体の症状が出てくることがあります。 減らしてみたら、かえって体の具合が悪くなることがあります。
統合失調症 何年もかかる?
急性期の長さは、もし慢性化しないならばですが、きわめて短いもので3週間、多くは数ヶ月、長いもので1年から3年です。 現在、統合失調症の予防は出来ませんが、急性期は1回のみで、再発させないことが極めて重要です。 最初の急性期は90%以上の確率で回復過程に入っていける可能性があります。