血栓性外痔核は、肛門の外側が腫れているので押し込んでも中には入りません。 そーっとして、おしりに負担をかけないことが大切です。 排便のときの注意点として、「急がない」「我慢しない」を心掛けましょう。 アルコールや刺激のある食べ物を控え、激しいスポーツをさけるなど、肛門にかかる負担を減らしましょう。
外痔核 なぜ?
血栓性外痔核の原因 血栓性外痔核は外痔静脈叢のうっ血により、急性に血栓(血まめ)が溜まって外側の痔核が腫れたものです。 強くいきんで、肛門に負担がかかった時に発症します。 他に、アルコールや運動なども誘因となります。
外痔核 どうやって治す?
血栓性外痔核は長時間座ることや冷えなどがきっかけとなり、突然できる痔の一つです。 治療は軟こうをつけること、お風呂や座浴で肛門を温めることが効果的です。 血栓は肛門の外側にできることが多いので、中へ押しこむ必要も特にありません。 通常は2〜4週間くらいで血栓が小さくなり、やがて消失します。
痔 座薬 いつまでいれる?
通常は3~4日間、消炎鎮痛剤を服用したり、坐薬を使用することによって、痛みや腫れは軽快し、その後、3~4週間で血栓(血豆)は吸収されます。 しかしながら、痛みが激しい場合や、肛門の異物感が強くて、日常生活や仕事等に支障をきたす場合には、外来にて手術を行うことがあります。
外痔核 なぜ痛い?
肛門外側の皮膚には、知覚神経(痛みを感じる神経)が通っているため、いぼ痔(外痔核)ではほとんどの場合、痛みを感じます。 また急性の炎症をおこし、血栓(血のかたまり)ができて大きくはれ、激しく痛みます。 さらに、激しい痛みを伴う痔核には、嵌頓(かんとん)痔核と血栓性外痔核があります。