胃カメラでは、胃だけでなく食道や十二指腸を直接観察することが可能です。 従来のバリウム検査では見つけることが困難な微細な病気を見つけることが可能です。 またバリウム検査では不可能な生検(病気の部分から組織を少量採取すること)が胃カメラでは可能であり、さまざまな疾患の早期発見や確定診断に役立ちます。
胃カメラはどこまで?
胃カメラでできること 上部消化管とは口から十二指腸までのことで、胃カメラでは胃だけでなく、のど(咽頭・喉頭)から、食道・胃・十二指腸までを観察することができます。
胃カメラ 何度も?
実際にどのくらいの間隔で胃カメラを受けるべきかははっきり決まっていませんが、萎縮性胃炎がある方は少なくとも2~3年に1回、萎縮性胃炎がなかり進行している方や胃がんの治療歴がある方は年に1回検査を行うよう勧めています。 またピロリ菌を除菌した後でも、胃がんを発症することはありますので、定期的な検査が必要になります。
胃カメラ どんなん?
胃カメラ検査は、胃内視鏡という先端にカメラ(スコープ)のついたチューブを、口または鼻から上部消化管へ挿入して行う検査です。 チューブを体内に挿入し、カメラを通して食道、胃、十二指腸に異常がないかを観察します。 カメラで内部をくまなく撮影するほか、検査中にTVモニターで状態を確認しながら病変の発見につなげます。
胃カメラ 何分で終わる?
胃カメラが入って抜けるまでの時間は大体5分前後です。 トータルでの所要時間は、来院から診察終了まで60-90分程です。 ※混雑時には+20-30分程度かかることもあります。