胃液の主成分は、塩酸とペプシンという消化酵素である。 「胃の中に塩酸があるのか!?」とびっくりするが、塩酸は食べ物とともに入ってきた細菌を殺し、食べ物の分解を助けて胃の中の異常発酵を抑える働きをしている。 この塩酸のために、胃液はpH(ペーハー)0.9~1.6もの強酸性となっている。 13 янв. 2019 г.
胃酸は何性?
胃酸は胃液の主成分の一つです。 その強酸性 (pH 1~2) により食物と一緒に胃に入ってきた細菌を殺菌します。 また、食物中のタンパク質を変性させることで、消化酵素による消化を助けます。 このような機能を有する胃酸の正体は塩酸 (HCl) です。
胃酸が出るのはなぜ?
胃酸分泌の仕組み 胃酸の分泌には、「アセチルコリン」「ガストリン」「ヒスタミン」という3つの神経伝達物質が関係しています。 食事の際の「おいしい」「良い匂い」などの刺激によって「アセチルコリン」が放出され、さらに食物が胃に入ると物理的な刺激により「ガストリン」が放出されます。
胃 胃液どこから?
胃腺の中央部に位置する「壁細胞(へきさいぼう)」から分泌され、食べ物の消化を助けたり、食べ物と一緒に入ってきたウイルスや細菌の増殖をおさえたり、殺菌する働きがあります。
胃 粘液 なぜ?
胃粘液は、胃粘膜を0.5~2.5mmの厚さでヴェールのように覆うことで、食物の移動をスムーズにしたり、胃酸などから胃粘膜を保護したりする役割をもっています。 胃粘膜は自らを再生する能力がとても高いため、胃酸が強くなって胃粘膜が荒れた場合でも、粘膜の血流が正常であれば、すぐに回復することができます。