18 昔は、地面にあなをほって 井戸をつくり、そこから水を くんで、食事の用意をした り、せんたくに利用したりし ていました。 しかし、井戸水の多くは、 塩分や鉄分が多くふくまれ、 そのまま飲むことができませ んでした。 それで、井戸水を一度わか したり、布でこしたりして飲 むようにしていました。
なぜ水道ができたのか?
日本の水道事業は、明治20年(1887年)に横浜で初めて近代水道が布設されたことから始まりました。 これは当時、外国の窓口であった港湾都市を中心に、海外から持ち込まれるコレラなどの水を介して広がる伝染病が蔓延するのを防ぐことを目的としたものでした。
日本 水道水 いつから?
日本の近代水道は、1887年(明治20年)10月17日に通水した横浜市の水道に始まります。 この水道は江戸末期から明治初期にかけて外国との貿易が活発化した反面 、コレラ・チフスなどの伝染病が全国的に大流行したことに対処してつくられました。
いつから水道ってあるの?
江戸時代の水道は上水とも呼ばれ、石や木で造られた水道管(石樋・木樋)によって上水井戸に導かれ、人々はそこから水をくみあげて飲料水・生活用水として使用しました。 江戸上水の起源は、天正18(1590)年、徳川家康の江戸入府時に開設された小石川上水であり、後に神田上水へと発展したと考えられています。
水はどのように使われているのか?
水は、私たちの飲み水や炊事、洗濯、風呂、水洗トイレなどの日常生活で使われるほか、農業、工業、水力発電など幅広い分野の産業で使われており、私たちの暮らしを支えています。