日本の夏の湿度が高い理由は、太平洋高気圧の影響とのこと。 本来、日本は西から東へ吹く偏西風のエリアで、偏西風が山脈にぶつかり雨を降らし、山を越えた風は水分が減ってカラッとした風を吹かします。 これが冬、関東地方の湿度が低くなる理由で、このままであれば夏もカラッとしているはずなのですが…
日本 高温多湿 なぜ?
その理由は、「太平洋高気圧」が関係しているから。 この高気圧は太平洋上で発生するため水蒸気を多く含んでおり、夏になると北上して日本列島を覆う。 そして、太平洋の高温多湿の空気を南よりの風が日本に運ぶので湿度が高くなる。
夏と冬どっちが湿度が高い?
つまり、気温の高い夏と気温の低い冬とでは、夏のほうが水蒸気の重量(絶対湿度)が多くなるため「湿度50%」でも夏と冬とでは感じ方が異なるのです。 ── ちなみに、夏場に一般に快適といわれる室内温度は25~28℃、室内湿度は55~65%くらいだそう。 湿度が高いと体感温度も高くなるので、温度だけでなく湿度調整もお忘れなく!
梅雨 湿度高い なぜ?
温度が低いほど含むことができる水分量が少なく、温度が上昇すると同じ量の空気でも多くの水分を含むことができます。 これによって仮に湿度が同じでも気温が低い冬よりも、気温が高い梅雨の時期のほうが体感として「湿度が高い」と感じるようになるのです。 またカビが繁殖する条件の一つに「湿度が高い」というのが含まれています。
湿度 高くなる なぜ?
空気は一般的に温度が高いほどたくさんの水蒸気を含むことができるので、高温の場所は湿度も高くなりやすいです。 家の中では温度が高く、空気の流れが停滞している場所に湿気がたまりやすい傾向があります。