小児の骨折の特徴は、完全に骨折部が離れない不全骨折が多い。
子供の骨折の特徴はどれか?
小児の骨は柔軟性に富んでいることが大きな特徴です。 厚い骨膜が骨の周りを取り囲んでおり大きな外力が加わっても連続性が絶たれづらく転位(ズレ)が生じにくいです。 典型例が若木骨折や隆起骨折です。 骨折後の治療過程でみられる自家矯正能が成人と比べて高いです。
小児に最も多い骨折はどれか?
原因と病態 転倒や転落によるものがほとんどです。 肘関節の周囲や前腕など上肢の骨折が約半数を占め、次いで多いのが鎖骨や下腿の骨折です。 成長過程の骨には弾力があり、骨幹部では隆起骨折や若木骨折、力学的に脆弱な成長軟骨が存在する関節周囲では骨端骨折(骨端軟骨の離開)など小児特有の骨折があります。
乳児期の特徴はどれ?
(1)乳幼児期 ○ 乳児は、外界への急激な環境の変化に対応し、著しい心身の発達とともに、生活のリズムの形成を始める。 特に、視覚、聴覚、嗅覚などの感覚は鋭敏で、泣く、笑うなどの表情の変化や、からだの動き、「あーうー」「ばぶばぶ」といった 喃語(なんご)(まだ言葉にならない段階の声)により、自分の欲求を表現する。
二分脊椎の児に特徴的な症状はどれか。?
二分脊椎は、胎児期に脊髄や脊椎の癒合不全を生じた状態で、先天奇形全般でも頻度の高い奇形の1つである。 特徴的な症状として運動障害、知覚障害、水頭症、膀胱直腸障害(排泄障害)などがある。