心臓のポンプ機能によって体内を循環する血液は、全身の各器官や細胞のすみずみに新鮮な酸素や栄養素を運び、さらに不要となった炭酸ガスや老廃物を受け取って、からだの外に排出するために絶え間なく流れています。 体循環(大循環)は心臓→大動脈→動脈→毛細血管→静脈→大静脈→心臓の一連の流れです。
血液はどこを流れている?
血液は酸素や栄養を取りこんで体じゅうをめぐります。 血液の通り道、それが血管です。 全身の血管を合わせると、その長さはおよそ10万km。 地球2周半になるといわれています。
血液はどこから肺に流れる?
心臓によって、酸素化された血液が左心室から送り出され、大動脈に入って体循環が開始されます。 血液は、酸素および栄養素を全身の細胞に供給した後、脱酸素化されて右心房に戻ります。 脱酸素化された血液は右心房から右心室へ噴き出されます。 心臓は、その後、右心室から血液を肺動脈に送り出し、肺循環が開始されます。
動脈血 どこ通る?
動脈血は二酸化炭素を多く含んだ静脈血に比べ、赤みを帯びている。 ヒトの場合、動脈血は、肺から肺静脈を通って心臓の左心房に入る。 そこから左心室に行き、大動脈を通って心臓から出て、身体の各部位に酸素を供給する。
血液は何を運ぶ?
血液の成分 (血漿・赤血球・白血球・血小板) 血球には、赤血球・白血球・血小板・リンパ球・好中球・好酸球・好塩基球・単球で構成されています。 されています。 ・ビタミン類を運び、二酸化炭素、尿素、アンモニアなどの老廃物を肺や腎臓に運ぶ働きをしています。