年齢とともに動脈硬化が進み、心筋梗塞や弁膜症が起こ りやすくなりますので、心不全を引き起こす心臓病の頻度も、高齢者で は高くなります。 ですから、当然、心不全も高齢者で多くなるわけです。 1 июл. 2019 г.
高齢者 心肥大 なぜ?
高齢者になると心臓血管系は肥大や拡張といった変化を起こします。 これは全身の多くの臓器が委縮、機能低下する中で、それを補って生命を維持するためであるとされています。 また、血圧は年齢が上がるにつれて高くなり、収縮期血圧(上の血圧)は特に上昇します。
心不全とはどういうことですか?
心不全とは 心臓はポンプのように血液を全身に送り出しています。 この働きが低下して全身に必要な血液を送れなくなってしまった状態が心不全です。 心不全自体は疾患の名前ではなく、心筋梗塞・心筋症・弁膜症・不整脈などが原因となって、最終的に至る症候群が心不全であり、全身にさまざまな症状を起こします。
心不全なぜ起きる?
虚血性心疾患、高血圧性心疾患、弁膜症。 これらが心不全を引き起こす3大原因です。 他にも心筋症、心筋炎、先天性心疾患、また稀ですが不整脈、肺疾患、薬剤などが、心不全を起こす原因として挙げられます。
心不全になるとなぜ浮腫になる?
肺に十分な血液を送り込めない状態(うっ血=渋滞)になり右心に負荷がかかることで、肺の手前にある下腿の血管周辺にも負荷がかかります。 また、心臓から十分な血液を送り出せないことから、腎臓に流れる血液も少なくなり、尿の量が減り、貯まった水分を排泄できないことでむくみが起こります。