養育費の未払いが発生した場合はどのように行動すればよいのか (1)相手に連絡する (2)家庭裁判所の「履行勧告」「履行命令」の制度を利用する (3)「強制執行」の手続きをとる (4)弁護士に相談する
養育費未払いどうしたらいい?
A. まずは、電話やメールで支払いの催促をしましょう。 上記手段でも問題が解決しない場合は、未払い分を支払うよう記載した文書(催告書)を送付しましょう(この際に内容証明郵便で送ることも検討に値します。)。 これでも応じない場合は、養育費の金額を定める調停を申し立てることを検討しましょう。
養育費滞納するとどうなる?
親権がなくても養育費を支払うことは親の義務です。 したがって、もしも支払わなかった場合、親権者は裁判所に申し立てると、強制執行による財産の差し押さえが可能です。 差し押さえの対象となるのは、土地・家などの不動産や、家具・家電などの資産、現金などが挙げられます。
養育費 未払い いつまで?
確定判決(裁判の「判決」のこと)で認められる時効期間が適用され、時効期間は10年となります。 つまり、調停や審判、訴訟によって養育費が定められた場合、不払い状態になってから10年間、支払い義務は時効消滅しません。
養育費払わない どこに相談?
養育費の未払い・請求・減額を相談できるのが弁護士・法テラス 養育費の未払い・請求方法・減額方法・養育費の支払い条件の変更・面会交流の条件などを相談できるのが弁護士です。 もちろん、あなたの月収が一定以下であれば、法テラスで養育費について3回まで無料相談が可能です。