腰椎圧迫骨折の主な症状は強い腰の痛みです。 多くは寝返りや起き上がりなどの動作時に強い痛みを訴えます。 さらに、骨折の進行によって神経障害が起こり、下肢の痛みやしびれなどの症状が出現することもあります。 また、背骨のがんが併発している場合などには、骨折が重症化しやすく、強い神経障害を引き起こす可能性もあります。 28 дек. 2021 г.
腰の骨折 いつ治る?
骨折は背骨の椎体の後ろの部分から治ってきます。 早い人でも受傷後2週から、多くの人では3~4週から骨が形成されてきます。 すると大概の人は楽になったといわれますが、背骨の前の部分が治るまで変形は進行しますので治療を継続することが大切です。 骨折が治ると体動時腰痛は完全に消失します。
骨折をそのままにしてたらどうなる?
骨折をそのままにしておくと、いつまでも痛みが続いたり、骨が変形したまま癒合することもあります。 今からでもいいので、なるべく早く整形外科医の診察を受けましょう。 一般的には骨折後2週間程度なら十分に治療が可能ですが、もっと期間が経っていても、きちんと治療することでよりよい骨の癒合が望めます。
腰椎圧迫骨折 なぜ?
腰椎圧迫骨折は、骨粗鬆症、スポーツ外傷や転落事故、がんの転移部などにより起こることがあります。 腰椎圧迫骨折の原因として高齢者の骨密度の低下による骨粗鬆症が最も多くみられます。 骨の加齢減少ともいえる骨粗鬆症はホルモンバランスが崩れる閉経後の女性に多く、食事・運動・喫煙歴などの生活習慣にも関わりがあります。
腰椎骨折 痛み いつまで?
脊椎椎体圧迫骨折は、尻もちをつくなど、腰骨に大きな力が一度に加わった時に起こりますが、脊椎椎体の骨は血液が多く、スポンジのように入り組んでいますので、比較的早く骨はくっつきます。 骨がつながる2~3週間後には痛みは軽くなっていきます。