お酒を飲んだ翌日の突然の下痢は、「アルコール」によって腸粘膜が荒れて、消化吸収機能が低下したことが原因で起こります。 アルコールの摂取が肝臓に負担をかけることはよく知られていますが、実は「胃腸」にも大きなダメージを与えているのです。 楽しい集まりでも、お酒の量はほどほどに。 8 сент. 2016 г.
お酒飲むと下痢 なぜ?
アルコールを大量に摂取すると、水分や電解質(ナトリウム・クロル)の腸から体への吸収が悪くなり、水分と電解質の排出量が増えます。 さらに糖や脂肪の分解・吸収も低下し、下痢を起こしやすくなります。
酒 下痢 いつも?
しかもアルコールは大腸の動きを活発にするので、通常大腸で吸収される水分が吸収されずにゴール(肛門)に達してしまうことになります。 すると、いつもより水分の多い便、つまり下痢となるわけです。
お酒の飲み過ぎってどれくらい?
「飲み過ぎ」になるのはどのくらいの量? 飲みすぎの量はと言うと、「多量飲酒」=1日1日平均純アルコールで約60g以上とされています。 最初に瓶ビールを飲んで、そのあと日本酒かウイスキーに…と、お酒好きならすぐに超えてしまう量ですね。 肝疾患・脳卒中・がんなど、多くの疾患がアルコールと関連すると言われています。
胃腸炎はなぜなるのか?
胃腸炎とはなんらかの原因により、胃や腸に炎症が起こり、下痢や腹痛を起こす疾患の総称です。 その原因には食べ過ぎ、刺激物の摂りすぎ(脂肪分、アルコール、辛いものなど)、感染(最近やウイルスなど)、ストレス、自己免疫や炎症性腸疾患(IBD)など多くの原因があります。 多くの胃腸炎は胃腸を休めることで、改善します。