嫌気性菌は口が渇いて酸素が少なくなると活発に活動します。 唾(唾液)もネバネバしてきます。 嫌気性菌は、揮発性硫黄化合物という臭いニオイ物質を作りそれが唾(唾液)に溶けるので唾(唾液)も臭くなってきます。 また、血液や炎症成分(膿)などニオイ物質が唾(唾液)に含まれたり、食物残渣が口腔内に残っている場合も同様です。
よだれ 臭い 普通?
唾液そのものは『無臭』です! どの唾液腺から出る唾液も性質は同じでサラサラしていて無臭です。 唾液の主な成分は水分でその他に抗菌、免疫、消化酵素などが含まれており、口臭予防や消化促進、虫歯や歯周病を予防する働きがあります。 口の中が臭う原因として食べ物の臭い、虫歯や歯周病による細菌の繁殖などがあります。
なぜ息が臭くなる?
唾液には口の中を洗浄・自浄する作用があり、「噛む」「話す」など口を動かして、唾液腺を刺激することによって分泌が増えます。 唾液が減って口の中が乾燥すると自浄作用が低下し、タンパク質を分解する細菌が増えるので、口臭も濃縮されてニオイがきつくなります。
よだれ 臭いを取る?
唾液の臭いを消す方法としては、歯科医院や口臭外来で虫歯や歯周病の予防処置、治療をおこなう、質の良い唾液に改善する方法などがあります。 自分自身でできる方法としては、歯をしっかりみがく、舌苔の清掃をおこなうなどの方法があります。
よだれが臭すぎる?
歯石や歯垢が、歯茎の内部などの見えない部分に溜まっていると、悪臭を発してしまいます。 また、重症になって歯茎の炎症・化膿を起こすと、細菌が繁殖しやすくなって唾液のにおいがさらに強くなります。 歯周病の治療を行いましょう。 毎日の丁寧な口腔ケアに加えて、歯科での治療が必要です。