自由診療自由診療とは、医療保険制度を用いない診療のことを指します。 自由診療のデメリットは、費用面での負担が大きくなる点が挙げられます。 保険組合の補助がないため、治療費の窓口負担が10割(100%自己負担)となります。 ただし、補助が出ないというだけで、高額な医療のことではありません。
自由診療 どんな治療?
自由診療は、保険が適用されない診療のことで、厚生労働省が承認していない治療や薬を使うと自由診療となり、その他本来健康保険が適用される治療も含め、全て自己負担(10割負担)となります。 自由診療の例として、例えばがん治療において最先端の未承認の抗がん剤を使用する場合が挙げられます。
自由診療 どのくらい?
自由診療の場合(公的医療保険が適用される治療+国が認めていない治療) 公的医療保険が全体的に適用されないため、かかった治療費の全額(10割)が患者負担になります。 たとえば、35歳男性が1か月に200万円の治療費がかかり、このうち100万円が自由診療だとします。 この人が負担する金額は、200万円です。
自由診療 1点いくら?
医療は点数制になっており、保険診療では1点が10円と定められています。 一方、自由診療では、医療機関によ り異なりますが、1点が20円~30円で設定されるため医療費が保険診療に比べて高額になる場合があります。
混合治療なぜダメなのか?
① 本来は保険診療により一定の自己負担額において必要な医療が提供されるにもかかわらず、患者に対して保険外の負担を求めることが一般化し、患者の負担が不当に拡大する恐れがある。 ② 安全性、有効性等が確認されていない医療が保険診療と併せ実施されてしまうことで、科学的根拠のない特殊な医療の実施を助長する恐れがある。