いずれにせよ、子どものよだれというのはほとんどが生理的なもので、心配の必要はありません。 しかし、ある突然、よだれの量が増えたというような場合は口内炎や扁桃腺炎で飲み込むのが辛くなった時や虫歯も原因になるようです。 また、鼻が詰まって口呼吸になったときも考えられます。
2歳児のよだれ?
よだれの増減 生後3ヶ月くらいからよだれが増え、離乳食開始、乳歯が生える時期に、さらに増えます。 1歳、2歳くらいからは、よだれの垂れも少なくなるようです。 赤ちゃんは、口を閉じる筋肉が未発達な上に、鼻づまり等で口呼吸をして、口を開いたまま過ごします。
幼児よだれが多い?
口内炎やアフタなど口の中に何かができていたり、扁桃炎や咽頭炎などの喉の炎症などが原因となって、よだれが増えている可能性があると言われています。 よだれが増えたら、他の症状がないか、注意深く観察してあげましょう。 6ヶ月頃の赤ちゃんであれば、歯が生えてきている場合もあります。
よだれが出やすい 病気?
唾液があふれ出る―流涎症~病気や義歯、加齢が影響(鶴見大学歯学部付属病院口腔機能診療科 中川洋一学内教授)~ 口の中にたまった唾液が飲み込む量を超えて口からあふれ出る症状が病的に続く状態を流涎(りゅうぜん)症という。
よだれは何歳まで?
赤ちゃんのよだれが出始めるのは生後2、3か月頃からが一般的で、生後8か月から9か月頃には口の周りの筋肉がついてきて唾液を飲み込むことも上手にできるようになるといわれています。 一般的には、おおよそ1歳頃になるとよだれが落ち着いてくるようです。