ウォーキングや自転車などの有酸素運動が血圧を下げることはすでに確認されています。 体を動かすことは、血圧を下げるだけでなく、体脂肪を燃焼させて体重を減らし、血糖や脂質のコントロールを改善する働きがあり、健康な体を維持するためには効果的な方法です。
ウォーキング 血圧下がる なぜ?
ウォーキングのように、一定の動作をリズミカルに行う有酸素運動は、心拍出量と交感神経系の両方に効果があると言われています。 運動をすることにより、腎臓のナトリウム貯留が改善されることで、余分な水分を尿として排出。 すると体液量が減少するため、血液の抵抗が低下。 結果、血圧が下がります。
ウォーキング 血圧どれくらい?
⇒ 運動すると、約4週間で収縮期血圧(上の血圧)が約10~20mmHg低下し、拡張期血圧は約5~10mmHg低下します。 しかし、運動を中止すると1ヶ月後には血圧は元に戻るので、継続することが重要。
ウォーキング直後の血圧は?
運動後は血圧が下がっているので、体の回復を図るためにもしばらく休む時間を設けましょう。 運動後に血圧を測る場合は、運動前か30 分~1時間後にしましょう。
高血圧 運動 どのくらい?
血圧を下げるためには有酸素運動+筋力運動 頻度は週3〜5日、1回あたり30分、週90〜150分を目標にしましょう。 なお、運動強度については、自覚的に「ややきつい」と感じる程度が適切です。 強度が強まると危険性が高まるので注意が必要です。