深いノンレム睡眠を徐波睡眠と呼び、成長ホルモンが分泌されます。 成長ホルモンの分泌は徐波睡眠後30分で最大となり、時間帯では午後10時から午前2時に最大になるとされています。 成長ホルモンは子供では成長を促しますが、大人では日中の心身の疲れ、ストレスを解放、組織を修復、老化の進行を抑制します。
成長ホルモン 何時間後?
「成長ホルモンは寝付いて1〜2時間後の間に分泌量がピークになるのですが、睡眠の研究を行う際、夜9時に就寝することが多いので、夜10時以降に成長ホルモンがたくさん分泌されるように見えます。 実際には、何時に就寝しても一番最初のノンレム睡眠中に成長ホルモンの分泌量が高まります。」
成長ホルモンが出るのは何歳まで?
骨年齢が男子17歳以上、女子15歳以上になると、骨端線が閉鎖し、成熟した大人の骨になり身長の伸びが止まります。 それが「成人身長」です。 成長率が低下して「成人身長」になると、成長ホルモンによる治療は終わります。
成長ホルモンの分泌タイミングは?
・睡眠の質 成長ホルモンの分泌は、睡眠中に約70%、空腹時・運動中に約30%と言われています。 寝始めてからの3時間の間に最も分泌されます。 寝始めてから最初に訪れるノンレム睡眠、その中でも特に深い眠りである徐波睡眠の時に多く 分泌されますので、眠りが浅いのは分泌量が減ってしまいます。
成長ホルモン 注射 何センチまで?
わが国のターナー症候群の成人身長は無治療では141cmですが、現在のところ成長ホルモン治療により、成人身長の平均が149cm前後まで改善しています。