加齢性変化(白質病変) 40~60歳代にかけて、脳の大脳白質に加齢による脳の形状の変化が少しずつ、どなたにも現れ、主に「脳萎縮」「脳内血管周囲腔の拡大」「脳白質の変性」が見られます。 ご年齢相応の変化で病的な異常ではありませんので、日常生活に差し支えなくご心配いりません。
大脳白質 何歳から?
脳では「白質病変」などの、認知症につながる可能性がある変化が始まるのも40歳ごろからの方が多いです。
微小脳出血の年齢は?
40歳未満では、この微小出血が認められる事は稀で、危険因子は、高血圧と年齢とされています。 人種差も指摘されており、白人に比較し黒人の方に多く認められるとされます。 日本人のデータはございませんが、欧米人に比較し脳出血が多い日本人は、この微小脳出血も多いと考えられています。
脳ドック 何歳から受けるべき?
脳ドック受診の推奨年齢は40歳以上 働き盛りの年齢で発症すれば、家庭や仕事などその後の人生だけなく、家族にも大きな影響が及びます。 脳卒中リスクを早期発見するためには、発症の危険性が高まる40歳以上で脳ドックの受診が推奨されます。
脳出血 何歳から?
高血圧性脳出血は高血圧と動脈硬化が起こる年齢、つまり50歳台から増えてきます。 動脈硬化により脳の細い血管に変化が起こりそこから出血するものと考えられています。