口で呼吸する 疲れているときは、疲労回復のため脳がたくさんの酸素を取り入れようとして、口を開けてたくさんの空気を吸い込もうとします。 また、鼻が詰まっているときは、口で呼吸するようになります。口呼吸すると、気道を大量の空気が通るので、いびきをかくことになります。
いびきをかくのはなぜ?
いびきとは睡眠時の呼吸に伴う雑音のことです。 睡眠中は全身の筋肉が緩み、舌を含むのどの周りの筋肉も緩みます。 寝ることで重力により舌が下に落ち込み、気道がより狭くなり、そこに空気が通ると周囲の組織が振動していびきが起こります。
危険ないびきの見分け方は?
睡眠時にいつもいびきをしているのも、症状によっては危険なことがあります。 特に危険ないびきは、大きな音でいびきが続いた後で、ピタッと呼吸を止める瞬間がある場合。 こちらの場合でもやはり舌根が空気の通り道を狭くしており、その影響で空気が通るときに大きないびきが生まれています。
いびきの弊害は?
大いびきをかく人は、高血圧、狭心症、心筋梗塞、狭心症、糖尿病などの合併症を起こしやすいのです。 どうして大いびきが、生活習慣病と関係あるのでしょうか。 もっとも関連が深いとされる高血圧を例に説明しましょう。 大いびきをかくと酸素がうまく取り込めないため、血液中の酸素濃度が低下します。
いびきかく人の割合は?
いびきとは、睡眠中に鼻やのどで生じる荒い音です。 非常に多くみられ、加齢とともにますます多くなります。 男性の約57%、女性の約40%がいびきをかきます。