そもそもお年寄りにとって、なぜ餅がのどに詰まりやすい食品なのかを実験しました。 高齢者のえんげ(=飲み込み)機能障害現在、療養病床の入院患者の半数以上が何らかの .
なぜ餅は喉に詰まるのか?
ぜひご一読ください。 高齢者が餅を喉に詰まらせる原因は、噛む力や飲む力が弱くなり唾液の分量も減った事です。 さらに肺活量も落ちているため、詰まりかけた時の咳き込む力が弱くなっています。 その結果、粘り気の強い餅が喉に詰まってしまうのです。
お餅を喉に詰まらせたらどうしたらいいですか?
「餅などをのどに詰まらせたことに気づいたら、直ちに背部叩打法(はいぶこうだほう)を行ってください。 患者の後ろに回って、手のひらの付け根で、左右の肩甲骨の中間あたりを力強く何度も叩くのです。 餅などが取れるか、患者の反応がなくなるまで続けます」と横浜相原病院(横浜市瀬谷区)の吉田勝明院長が言います。
餅 なぜくっつく?
もち米のでんぷんは、すべてがアミロペクチンなんだ。 だから伸びるんだよ。 もち米を水に十分ひたして蒸すと、アミロペクチンが水を含み、縮んでいた枝が伸びてのり状になる。 この状態でもち米をつくと、米粒がつぶれてアミロペクチンは水を取り込んだまま枝がからみ、柔らかくて伸びる餅になる。
喉に詰まったらどうなる?
大きな異物が完全に気道を塞いでしまうと、その結果、窒息状態となります。 突然苦しみだして、口を「ぱくぱく」させて、必死で呼吸をしようともだえ苦しみ、時間が経つと顔色が悪くなり意識消失します。 この場合、早急に異物を取り除かなくては呼吸ができなくなり、いずれ心臓が止まってしまいます。