耳がとおくなるのは音を察知する細胞が減るから 加齢性難聴は高い音が聞きにくくなり、早い人では50代からその症状が出る人もいます。 この聞こえづらさの原因は、耳の中にある音を察知する毛(有毛細胞)が、加齢により少なくなることで起こります。 有毛細胞は再生しないため、一度、難聴になると治らないのが特徴です。
高齢者の耳が遠い原因は?
耳は、顔から遠い部分から、外耳(がいじ)・中耳(ちゅうじ)・内耳の3部分に分けられ老人性難聴の原因になるのは、内耳の部分です。 内耳にある、音を感じ取る細胞の数が減少したり、細胞の機能が低下したり、音を聞く神経に衰えが生じたりすることによって聞こえにくくなるといわれています。
加齢 高音 聞こえない なぜ?
蝸牛内の有毛細胞は、入口側が高音域の変換を、奥側が低音域の変換を行っています。 加齢とともに有毛細胞は壊れてしまい、入口側から壊れていってしまいます。 そのため、加齢性難聴では高音域から聞こえにくくなっていきます。
なぜ耳が聞こえなくなるのか?
仕事や人間関係などによる精神的ストレスや、睡眠不足などの生活習慣、騒音などの生活環境が体に与える身体的ストレスが長く続くと、自律神経が乱れやすくなり難聴が起こることがあります。 同時に耳鳴りやめまいが起こることも多く、それらの症状がストレスとなり、さらに症状を悪化させる悪循環に陥ることがあります。
耳聞こえにくい 何歳から?
一般的に50歳頃から始まり、65歳を超えると急に増加するといわれています。 その頻度は、60歳代前半では5~10人に1人、60歳代後半では3人に1人、75歳以上になると7割以上との報告もあります。