心臓は、胸の中央にあり、4つの部屋(右心房、右心室、左心房、左心室)からできていて、2本の大静脈(上、下大静脈)、肺動脈、4本の肺静脈、大動脈に連なる臓器です。
肺動脈って何?
「肺から取り込んだ酸素」を、心臓に一度戻して、さらに全身に送る必要があります。 心臓から肺に血液を送るための血管を「肺動脈」といいます。
肺動脈の構造は?
人間の心臓の場合、肺動脈は右心室の肺動脈弁から始まり、比較的太く短い肺動脈幹(長さ5cm、直径3cm程度)を経たのち、2つの肺動脈(左肺動脈、右肺動脈)に分岐して、それぞれ左右の肺に静脈血を運ぶ。
右心房 肺動脈 何本?
(1)右心房には4本の肺静脈が入る。 (2)右心室からは体循環の上行大動脈が出る。 (3)左心房には上大静脈と下大静脈及び冠状静脈洞が入る。 (4)左心室からは左肺と右肺に行く肺動脈が出る。
肺動脈は何血管?
肺動脈【はいどうみゃく】 全身から心臓に帰った血液を肺に送る血管。 中を流れるのは静脈血。 右心室から肺動脈幹として出てすぐに左右の肺動脈に分かれ,それぞれ肺門から肺内に入って分枝を重ね,肺胞壁で毛細血管網をつくり,肺胞内の空気との間でガス交換を行い,肺静脈と連絡する。