腹水は大量であれば腹部診察だけで診断がつくこともありますが、画像検査では超音波やCTを使用して診断します。 腹水の原因を診断するためにお腹に針を刺して腹水を抜く検査を行うこともあります。 腹水が滲出液か漏出液か、色や濁り、血液・細菌・癌細胞の有無などを調べます。 30 мая 2019 г.
腹水を放っておくとどうなる?
お腹の中には、通常20~50ml程度の少量の腹水があり、腹膜で産生、吸収され一定量に調整されています。 しかし、腹水が原因で、お腹の張りが強くなり、思い通りに食事ができなくなることがあります。 食事が十分に食べれない状況が続くと、栄養状態が悪化くなり、体力が低下し、ひいては免疫力の低下につながります。
腹水 どうやってわかる?
具体的な量は明らかではありませんが、数リットル溜まっていると言われています。 外見から腹水を疑われた場合に、エコーやCTの画像検査によって腹水が貯留していると認められると、腹水と診断されます。
腹水はどこにたまるの?
腹水は、腹部(胃や腸を包む腹腔)に体液が異常に蓄積すること、またはその体液を表します。 この余分に集積した体液は腹部を膨らませ膨張させます。 腹水の原因としては、門脈圧亢進、血漿浸透圧の低下、腹膜の炎症やがんなどがあります。
腹水の注意点は?
腹水のケアにあたっては、楽な体位を工夫し、腹水による腹部膨満感や息苦しさなどの苦痛を軽減します。 また、腹水を起こしている原因に応じた食事療法を実施します。 低蛋白血症がある時は高蛋白食にしたり、腎臓に原因がある場合にはナトリウムや水が貯留しないように水分や食塩を制限します。