寒暖差アレルギーの原因はまだはっきりとわかっていませんが、急激な温度変化(暖房の効いた場所から冷えた場所に移動するなど)によって自律神経が乱れたために発症するのではないかと考えられています。 自律神経は自分の意思とは関係なく24時間働き続けている神経で、内臓や血管などの働きをコントロールして体内環境を整えています。
寒暖差アレルギー どうする?
寒暖差アレルギーの治療法は? 医療機関などでの寒暖差アレルギーの治療では、症状を抑える対症療法が基本となります。 内服薬として自律神経の働きを整える抗ヒスタミン薬、鼻の炎症を抑える点鼻薬として副腎皮質ホルモン(ステロイド)薬が処方されるケースが多いです。
寒暖差アレルギー どんな人?
花粉症や風邪の場合は年齢や性別にかかわらず、発症する病気です。 個人差はあるにしても、多くの人が発症する可能性があるでしょう。 これに対して、寒暖差アレルギーは痩せた女性が最も発症しやすいと言われています。 痩せた女性が寒暖差アレルギーになりやすいのは、筋肉量が少ないことと関係しているようです。
寒暖差アレルギーかどうか?
寒暖差アレルギーかどうか確定する検査はなく、鼻水や鼻づまりの症状がみられ、アレルゲンやウイルスの検査をしても陰性であった場合に、寒暖差アレルギーの可能性が高いと診断します。
寒暖差アレルギーって何?
太陽が出ている昼間はポカポカ暖かいけれど、日が落ちた夕方以降は急激に冷え込む――。 秋から冬にかけての時期や春先などの季節の変わり目は、このように1日の寒暖差が大きくなるもの。 こうした寒暖差によって起きるくしゃみや鼻水、鼻づまりなどの症状を「寒暖差アレルギー」といいます。