疲れやすい、しんどい、顔、手足などが冷たく感じむくむ、 声がかすれるなどほか、お年寄りでは記憶力低下、うつ 状態、傾眠傾向など認知症と似たような症状になること もあります。 診断はおもにホルモンの状態を含め血液検査をまず行うことが多いです。 甲状腺ホルモン低下状態で は認知症と似ていることもよくあり注意が必要です。
甲状腺の腫れの症状は?
甲状腺に慢性の炎症が起こり、甲状腺が腫れてくる良性の病気です。 進行すると甲状腺機能低下症(甲状腺ホルモンが足りない状態)になることがあり、むくみ、寒がり、便秘、物忘れなどの症状が出てきます。
甲状腺が腫れているなぜ?
甲状腺にホルモン産生を促すTSHというホルモンがありますが、(脳の下垂体というところで産生されます)このTSHのような作用をもつ抗体(タンパク質)が間違って産生され、身体の必要以上に甲状腺ホルモンが作られてしまいます。 甲状腺は機能亢進(働きすぎ)によって腫大します。
甲状腺の腫れどうやってわかる?
正常の甲状腺は柔らかいので、外から手で触ってもわかりませんが、腫れてくると手で触ることができ、ある程度大きくなると首を見ただけでも腫れがわかるようになります。
甲状腺腫れの治療方法は?
甲状腺を部分切除、またはすべてを摘出する手術が基本です。 大量のアイソトープ投与による破壊、エタノールを注入して腫瘍を小さくする、放射線で腫瘍を破壊するなどの治療を行うこともあります。 なお、抗がん剤を使う場合もあります。