電線・電柱に雷が落ちると、過度な電流が電線を伝って建物内に流れます。 屋内に入った電流が、コンセントの埃に引火したり、コンセントがつながった電化製品・精密機器がショートして出火したりします。 すぐに火を消せないことが、火事につながる原因です。
雷 山火事 なぜ?
山火事のメカニズムはシンプルです。 林野庁のデータによると、自然発火の原因は、主に高い 気温と乾燥、落雷などがあります。 乾燥することによって落ち葉の水分が失われ、枯れ葉同士の摩擦で火が起こり、周りの枯れ葉や木々に燃え移ることで火災になります。
雷はなぜ落ちると燃えるのか?
「雷には、電流が流れ込む場所を探すという性質がありますが、電流の逃げ道がなかった(うまく地面に電流が流れなかった)場合、近くのものに放電して熱や火花を発生させます。 この火花の温度は非常に高いため、発火することがあるのです。 落雷による火災の発生場所となるのは、電子機器やブレーカー部分が多いですね。」
雷が鳴るのはなぜ?
高い空にのぼっていく氷のつぶと、地面に向かっておりていく氷のつぶがぶつかり合うことで、静電気(せいでんき)が発生して、雲の中にどんどん電気がたまっていくんだ。 そして、雲はためられなくなった電気を地面に向かってにがそうとする時に雷が発生するんだよ。 それが「落雷(らくらい)」=「雷が落ちる」という現象なんだ。
雷に当たったらどうなる?
人体に落雷があるとどうなるでしょうか。 体の表面を電気が流れる場合は,衣類の破損・焦げや浅いやけどになります。 体の中を流れると,心臓や肺の運動を停止させますので,致命的です。 両方に流れると心臓や肺への影響が軽減されます。