足のむくみが夕方頃によく起こるのは、夜になるとだんだんと重力でこの余分な水分が足のほうに溜まっていくからです。 朝、顔がむくむのは重力で水が全身に均等に分配されるからです。
むくむとはどういうことか?
「むくみ」というのは、何らかの原因によって、皮膚ないし皮膚の下に水分が溜まった状態です。 血液中の水分が血管の外に異常に浸み出した状態で、少し専門的な言葉では「浮腫(ふしゅ)」ともいいます。 腫れ、むくみは、日常でよくみられる症状ですが、腫れやむくみに、もしかしたら病気が隠れているかもしれません。
足のむくみの原因は何ですか?
脚のむくみは一般に、立ち仕事の人に多い症状ですが、実はデスクワークの人にもよくみられます。 どちらも同じ姿勢を続けることで、脚の組織液(水分を含む血液、リンパ液など)の循環が悪くなり、細胞のすき間などに水分が停滞するからです。 また疲れがたまったときや、睡眠不足になったときなどにも、脚のむくみが起こりやすくなります。
むくみの原因は何ですか?
むくみが起こる主な原因でも、塩分の摂り過ぎ、アルコール、生理によるホルモンの変化、睡眠・運動不足、ストレスなどの影響によるむくみは、一過性のもの。 塩分やアルコールの摂取を控えたり、ゆっくり休んだり、ストレッチをして筋肉を伸ばすことで、改善されます。
体むくみの病気は?
浮腫み(むくみ)が引き起こす可能性のある代表的な病気心不全 血液が全身を巡らなくなり、血流が滞ることで浮腫みが生じます。 ... 腎不全 血液をろ過して尿として排出できなくなり、浮腫みが生じます。 ... 甲状腺疾患 甲状腺機能低下症(橋本病)などによって、体内の水分がうまく代謝されず、浮腫みが生じます。 ... 肝硬変 ... その他