赤ちゃんは、お母さんの体内では、たいばんやへそのおを通して体に必要な酸素 をもらい、いらなくなった二酸化炭素をわたしています。 そのため、ふつうの空気 をすいこむような呼吸はしていません。 だから、おぼれることもないのです。
胎児はなぜ息をしないのか?
胎児から新生児へのいちばん大きな変化は肺で呼吸することです。 胎児は臍帯血管の血液から酸素と栄養をもらい、肺は羊水で満たされており呼吸はしていません。
お腹の中で赤ちゃんは何してる?
お腹の赤ちゃんは何をしているの? おなかの中で大きく回転したり手足を動かしたりしています。 しゃっくりのような動きをすることもありますが、赤ちゃん自身は苦しくはありません。 羊水を飲み込んでおしっこもします。
赤ちゃんはどうやってできるのか?
『女の人にはおしっことうんちの穴のほかに、男の人にはない【膣】っていう穴があるんだよ。 そこに男の人のペニスを入れて射精することで、たくさんの精子が卵子に向かって送り込まれるんだ。 その中のたったひとつの精子が卵子に入りこんで、受精卵っていう赤ちゃんの元になるんだよ。 なんと、1回に送り込まれる精子の数は2億から4億。
胎児の息の仕方は?
肺を包んでいる胸郭がふくらむと、空気は鼻から気管・気管支をとおって肺をふくらませながら入るのです。 横隔膜が上がって胸郭がしぼむと、呼気として空気を吐くのです。 そして胎児は、ちょうどこの呼吸運動のように胸を動かして、羊水を肺のなかに入れたり出したりしています。