トレーニングなどで普段使わない筋肉を使ったり、同じ動作を繰り返したりすると、筋肉を構成している繊維(筋繊維)に細かな傷ができます。 傷んだ箇所を修復する過程で炎症反応が生じて、ブラジキニンなどの痛みを生み出す刺激物質が生成され、筋肉痛が出現すると考えられています。 筋肉痛を発症すると、熱感や腫れを伴う痛みが生じます。
体の節々が痛いのはなぜ?
関節は身体を動かすための組織で、それゆえに機械的な刺激を受けることが多く、炎症(関節炎)を起こしやすい部位です。 関節炎が起こると、関節痛を感じます。 原因としては感染、けが、アレルギー、代謝異常などが考えられます。
筋痛症の原因は?
線維筋痛症の原因はいまだ不明です。 末梢神経からの痛み刺激を脳に伝える上行性経路において中枢の興奮経路が賦活化(活性化)され、さらには脳から末梢神経へとつながる下行性の疼痛抑制(痛みを抑える)経路にも障害が起こることにより、痛みが中枢において増幅されてしまうこと(痛みの中枢性感作)が疼痛をきたす原因と考えられています。
全身がだるい痛い何科?
原因不明の筋肉痛、疲労感があるときは、まず内科を受診してください。 医療機関を受診すると、症状に合わせた治療によって、苦痛の緩和を図ってもらえます。 また、線維筋痛症やリウマチ性多発筋痛症などの重い病気が隠れている場合、放置すると不快な症状によって日常生活に支障をきたすリスクがあります。
全身が筋肉痛のように痛い 何科?
「全身の筋肉痛」という症状 では、内科 (27%)が最も多く、 次いで「心療内科 」(13%)が受診すべき診療科として挙げられています。 「手足の関節が痛い」という症状 では、整形外科 (30%)が最も多く、 次いで「内科 」(20%)が受診すべき診療科として挙げられています。