風邪をひくと、免疫力を上げてウイルスを追い出そうと熱が上がります。 この熱が上がっていく過程において、悪寒を感じるようになります。 悪寒で寒さを感じることで体を震えさせ、体内の温度を上げます。 この時に発熱させる物質が、関節内などで炎症を引き起こし、筋肉痛や関節痛を起こすのです。
ウィルス 関節痛 なぜ?
免疫反応により分泌されるプロスタグランジンという物質は、体温を上げてウイルス等と戦うのに役立ちます。 しかしプロスタグランジンは痛みを起こす物質でもあるため、頭痛・筋肉痛・関節痛の原因となることもあります。 筋肉痛や関節痛=インフルエンザと考えがちですが、普通の風邪でも起こり得ます。
インフルエンザで関節が痛くなるのはなぜ?
体温が上昇すると微生物の増殖が抑えられるだけでなく、白血球がウイルスを攻撃する力も強まるので、インフルエンザの症状軽減に役立ちます。 しかし、プロスタグランジンは体温上昇だけでなく、痛みを引き起こす作用もあります。 そのため、インフルエンザにかかると発熱だけでなく頭痛や筋肉痛、関節痛などの症状が現れることもあるのです。
インフルエンザ なぜ体が痛くなる?
インフルエンザのときに起きる筋肉痛は、体の免疫がウイルスを抑えようとして、白血球が分泌するプロスタグランジンによって発生する症状です。 体がウイルスと戦っている証拠なので、インフルエンザが治れば、自然に治まっていきますが、痛みがひどい場合は、重症化する可能性もあります。
ウイルス性関節炎の期間は?
一般的には発熱が5~7日間続きます。 口腔や性器と、体幹の皮膚、手の皮膚、脚の皮膚に、水疱、丘疹、びらん、発疹がみられることがあります。 関節に腫れと圧痛が生じる前に、痛みが1つの関節から別の関節に移動することがあります。 腱に炎症が起こることもあります。