緊張の他にも不安や恐怖、怒りなどによるふるえは生理的なふるえと言われ、その発生にはアドレナリンが大きく関わっています。 アドレナリンは脳が感情の高まりを感じると分泌され、心拍数が上昇するなど自律神経が身体をうまくコントロールできなくなります。 感情が高ぶる場面でふるえが顕著になるのはそのためです。 15 февр. 2015 г.
何かをしようとすると手が震える?
緊張したり力を入れすぎたときには誰でも手がふるえることがあります。 これは病気ではありませんが、筋肉を動かすときに働く交感神経の状態が影響していると考えられています。 ふだんは何ともないのに、何かしようとすると手がふるえて日常生活に支障が出て精神的な苦痛を感じる、そのような場合は治療の対象になってきます。
なぜ手が震えるのか?
重力に逆らって一定の姿勢に手を挙げているときに震えがみられます。 新聞を読んだり、コップを持ち上げた状態などにみられやすいものです。 生理的な振戦、本態性振戦、甲状腺機能亢進症、アルコール依存症などでみられます。 手を動かすときに、動作の開始直後から生じて目標物に手が届き動作が終わると止まる震えです。
怖いと体が震えるのはなぜ?
たとえば「恐怖で体が震える」という場合、意識的に体を小刻みに動かしているわけではなく、勝手に体が震え出し、止めたくても止まらない状態です。 自分の意志とは無関係に起こる震えには、自律神経の働きが関係しています。 よく知られている通り、自律神経には交感神経と副交感神経があります。
緊張 手の震え 何科?
本態性振戦の診断と治療 上述した本態性振戦は、軽微なものなら誰にでもあるものですが、ふるえが大きくなって日常生活や仕事に支障生じるレベルなら、病院を受診して、診察、検査と治療を受けられるのが良いと思います。 受診して相談する科としては、脳神経内科(神経内科)が最も適切です。