疲労骨折の場合、運動を中止して安静を保つことが大切です。 同じ動作を繰り返して発症したのであれば、その動作を1〜2ヶ月程度行わないようにすると、ほとんどが快方に向かいます。 練習などで再び同一部位に繰り返し負担をかけると、再発するケースも少なくありません。 手術が必要となる場合もあるので注意が必要です。
疲労骨折はどれくらいで治る?
安静の後、2~3か月で完治するものから、手術・リハビリなどを経て6か月以上かかる場合もあります。
疲労骨折 いつから?
以前には軍隊の行軍訓練で足の中足骨に起こることが有名でした(行軍骨折とよばれていた)が、最近はスポーツの過度の練習によって起こることが大多数となってきています。 あらゆる年齢に発生しますが、筋力の発育や体力的な問題から成長期、特に15~6歳で最も多くみられると報告されています。
疲労骨折のサインは?
症状 中足骨の疲労骨折では、ほとんどの場合、時間の運動や激しい運動を行った後に足の前部に痛みが生じ、運動をやめるとすぐに治まります。 その後、運動時に痛みの現れるタイミングが次第に早くなり、運動できなくなるほど強く痛むようになって、やがて体重がかかっていなくても痛みが続くようになります。
なぜ疲労骨折するのか?
疲労骨折とは? 疲労骨折とは、同一部位の骨に疲労が蓄積されることで起こる骨折です。 そのため、一回の大きな外力(転倒や強打が原因)で発生する通常の骨折とは異なり、短期的に過度なトレーニングを繰り返し行うことよって起こることが多いと考えられています。