寝たきりになる主な原因は、脳卒中や認知症、骨折・転倒と言われています。 寝ている状態が長く続く、後遺症が残って思うように動けなくなるなどすると、筋力や骨量が低下して長期の寝たきりになるリスクが高まります。 動けない状態が習慣化されると、本人が体を動かすことを嫌がってしまう場合があります。
ずっと寝たきり どうなる?
寝たきり状態が長引くと心臓の機能も衰えて、心拍出量の低下とともに立ちくらみ(起立性低血圧)などもみられやすくなります。 また、特に下肢を動かさない状態が長引くことで、血栓ができてしまうことがあります(深部静脈血栓症)。 さらに、呼吸に関連する筋肉の衰えによって肺活量が低下し、換気量も減少していきます。
老人 寝たきり なぜ?
寝たきりの原因 ― 1位は脳卒中 要介護1~5まで5段階あります)の直接原因は、1位脳卒中(24・1%)、2位認知症(20・5%)、3位高齢による衰弱・老衰(13・1%)、4位骨折・転倒(9・3%)、5位関節疾患(7・4%)となっています。
転倒 寝たきり なぜ?
転倒は寝たきりにもつながる 転倒でケガや骨折をすると、治るまで体を動かす機会が減ってしまいます。 体を動かさない状態が続くことによって、どんどん筋力や体力が衰えていくのです。 そこから他の病気を併発したり、持病が悪化することもあります。 そして身体的な面だけでなく精神的なダメージも受ける場合があります。
脳卒中 寝たきり なぜ?
脳卒中になると、片麻痺や感覚障害などの症状が現われ、臥床が長引くことで廃用症候群(心身の機能低下)となり、結果的に寝たきりになってしまいます。 骨折や転倒も寝たきりとなる原因の一つです。